春はどこまで来ているのやら
道路からは雪がすっかり消え、快適なドライブができるようになったというのに、茅葺き屋根の上には、まだ厚く雪が残っています。
しかも、早朝にはつらららしきものまで残っていて、びっくり。
まだまだ朝晩は、冷え込むのでこんな状況になるのですが、昼間は陽の光を浴びるてこの雪はとけ始め、茅の中を通って軒先から雨のように降り注ぐのです。
建屋の中から外を見ると、まるで雨が降っているかのようだし、何よりも、玄関からの出入りが濡れてしまって不便極まりないのです。
これは毎年屋根の雪がなくなるまで続き、茅葺き屋根あるあるのひとつだと思うのですが、だれも共感してくれる人がいないんですよね。
こんなひと冬分の雪の下では、ふきのとうが雪どけ水を浴びながら陽の光を待ちわびているのです。
春のおいしいものが陽の目を見るもの、もうすぐでしょうか。