気になる旅館の寝具

GWに突入した途端、目まぐるしく変わる天気に”こたつ”がまだはずせません。

 

さて、宿泊先の寝具が気になる方も多いかと思いますが、

最近、当宿の寝具をほめていただく機会がとても多くなっています。

”和室に布団”と、昔ながらのスタイルですが、

     「敷布団を厚めに」

     「枕を自分好みにカスタマイズできるものに」

それぞれ変更しました。

特に枕は、それどれの体形や好みによって厚さや素材を変えることが一番いいことは

わかってはいましたが、ロビーでお好みのものを選んでいただくスペースもなく、

実は一番悩みの種でした。

しかし、異素材のふたつの枕がドッキングした二つ折りのものをご用意することができました!

片面は、ポリエチレンパイプが入った薄手のタイプで、もう片面はフェザーたっぷりの厚手の

タイプです。

二つ折りのまま使用しても、どちらか好みの高さのほうだけを使用しても、

もしくはパイプのほうを丸めて首の下にいれて使用してみても、

使い方は何通りもあるので、自分の好みの高さ、硬さを見つけてご利用いただくことができます。

寝る前にもう一度温泉に入って布団に入れば、小鳥のさえずりで目覚めるまでぐっすりだと

おっしゃる方が多いのは、実は温泉の力が大きいということはここだけの話ですが。

 

今、このご時世のため、お布団はチェックイン前にご用意させていただいております。

なるべくスタッフがお部屋にお邪魔する機会を少なくするためとご承知おきいただければ

助かります。

早く以前のように、お部屋でお茶を入れながらお話できるようになる日が来るといいなあと

思っています。

あのひとときが、旅館ならでは時間だと思うのです。

和室の畳に布団を敷くというのも、もしかしたら旅館だけの貴重なものにだんだんとなって

いくかもしれませんね。