山菜はもう食べられないと思っていませんか
あっという間に、6月が迫ってきました。
さくらの便りも、山菜の情報もお知らせしないまま、5月が終わろうとしています。すみません。
皆さんのところではすっかり半そででお過ごしのことと思いますが、分家ではやっと客室のこたつをしまいました。
茅葺き屋根の建物の中では、外の暑さとは裏腹の涼しさがあるのが特徴で、春~夏に玄関に入っただけでちょっと涼しく感じるほどなので、特に今年の寒暖差の激しい春はまだまだこたつをしまう気にはなれなかったのです。
そんな皆さんの地域と季節が少しづれている山間部のこの地域では、まだまだ山菜の料理を食べることができます。
そもそも「山菜」とは・・・・”自然の生きた植物のうち、食用にできるものの総称”とされていて、栽培されている野菜とは異なり自然に自生している植物のこというので、「タラの芽」や「独活」だけが山菜ではないのです。
雪が解けて地面から顔を出す芽吹きの植物、桜が咲いてから山の新緑と共に採れる木の芽系、花が咲く前のやわらかい葉っぱなどなど、次々と自然の中には食材がたくさん顔を出してくれます。
山に霜が降りるまで、収穫は続きます。
どの時期にお越しいただいても、その時期の取れた山菜が食材として登場しますので、楽しみにしていてください。
ちなみに、今の時期は「根曲がり竹(地竹)」がお勧めです!