鳳坂トンネル開通で雪道が変わる

国道118号線の峠道が楽になりました

去る11月27日、長年の悲願だった「鳳坂トンネル」が開通しました。残念ながら、Googleマップにはまだ記載されていませんが。

国道118号線を走るルート上にある、通称「鳳坂峠」はバイカーの皆さんが大好きなヘアピンカーブが続く峠道で、雪の時はなかなか難儀な道でした。

そのつづら折りの道を通らずにすむ、全長約2.5Kmのトンネルが完成しました。

楽ですよ、実際に走ってみると。

時間にして7分しか違わないのですが、こんなにあっという間なんだとびっくりします。

 

岩瀬湯本温泉までの道のり

全国旅行支援のおかげで全国各地から当宿へ足を運んでくださるお客様が増えた秋以降、時々言われたことは「白河からあがってくる道、細くてきびしいねぇ」ということ。

県道を通るしかないルートなので、白河から県道37号線(白河ー羽鳥線)で峠をのぼり、羽鳥湖の狭い湖畔を通ってやっと国道118号線に出る道のりは、初めての方には怖い道なのもわかります。

しかも、ナビによっては白河から国道294号線をいったん通しておいて、県道58号線という地元民もほぼほぼ通らない道を通す荒業を課すものもあるらしく、恐怖でおののいたお客様をお迎えすることもたまにありました。

県道37号線のほうは、生活道路なのでみんな通りますし、新緑や紅葉の時など木の回廊の中を走る景色は他では味わえない美しさを体感できる稀有な道だと思います。

しかし、それも雪道となると話はまた別です。

県道37号線はグランディ羽鳥湖スキーリゾートへつながる道なので、冬期間通れなくなるわけではないのですが、不安だと思う方も多いかもしれません。

 

冬期間お勧めに道は

やはりトンネルができた国道118号線をお勧めします。

そして、高速道路は須賀川I.C.で降りるとすぐに国道118号線なのでそのまま1本で来ることができます。

どうしても、関東方面からだと白河で降りたくなってしまいますが、そこをぐっと我慢して須賀川まで来たほうが安心です。

天気に関しては会津地方に属する岩瀬湯本温泉周辺は、雪に対する備えも会津並みで、除雪もしっかりしています。

湯本に向かう道は峠の下から融雪剤をまいて除雪します。

だから逆に、ツルツルになって怖い場合もありますが、そこは「スピードを出さず、急ブレーキを踏まず」の雪道の原則を守って、後方の車には道を譲り、自分のペースで運転することをお勧めします。

あとは、新白河からのヤーコンバスを予約するか、会津線湯野上温泉駅までくるか、の2択を検討するほうがいいかもしれません。

 

冬こそ、温泉と熱燗を楽しむ季節ですので、どうぞビビらず足をお運びください。

交通機関については、ご相談も承りますので。